暦の上では本日は立春、難しいお話しはリンクに譲るとして、読んで字のごとくの穏やかな日和です。昨日は酉で厄と鬼を追い払い、本日は朝一番に調髪を済ませて爽やかな春をお迎えいたしました。
立春とお正月が重なることもあるそうで、万葉集を編纂した大伴家持が因幡の国府長官として迎えた正月もその暦だったそうで、万葉集最後の歌として「新しき年の始の初春の 今日降る雪のいや重け吉事(よごと)」が納められています。目出度いことが重なり、さらに目出度い吉事が重なる様にと願ったのでしょう。
昨日は巻寿司を戴きました、重ね食いは胃の腑に悪かろうと食さなかった「豆」を本日戴くことにします。歳の数だけは少々無理があるので、少なめに鯖を読んで頂くこととします。適量としては半量以下ですな。
写真は先日ご紹介したしだれ梅、メーカーの予想に反して一ヶ月遅れの満開ですが、それが立春とあって良い方にずれた様です。
写真:しだれ梅、姫芙蓉