昨日の結果報告にと親父のお墓に行く途中、檀那寺の掲示板を拝見すると何時もの書体で「やり直しはきかぬ人生であるが見直すことができると」記されています。なにやら、背中を押して頂いているような、だめ出しされているような気分に。さて、何を見直すかと墓標の前で呟くも、勿論返答は無いが思いつくことは数多ある。
さて、取りあえず「櫻」でも見直そうと、今回は八尾方向へと進路を取りました。第二寝屋川を越えて若江辺りで思うところあって大坂夏の陣で活躍した木村重成の墓を訪ねてみました。ひっそりとした公園にあり、一時のブームも去り周囲の櫻もまだまだの様子です。
川沿いに少し西に戻りますと、位牌を納めた蓮城寺も、お墓と同様にひっそりとしています。先のテレビドラマでも河内の戦は端折った扱いでしたが、木村重成に至っては致し方ない現状だとお思います。もっとも、我々も今回の騒動が無ければ・・・と思うと歴史は地道に伝えることが大切だと思います。
写真:陽光桜、やり直し云々、木村重成墓地、蓮城寺、若江鏡神社