稲田桃のその後です。昨日自宅から北方向に所用があって朝早くから家を出ましたが、目的地が開店前。年寄りにはよくあることです、ならばとその少し先にある稲田の桃を見学に行くこととします。今回は、行き当たりばったりの寅さん風では無く、大凡ルートは出来ています。
楠根川という河川を埋め立てた跡が「楠根川緑地」となっており、自然な流路と高低差ががそのまま遊歩道になっています。曲がりくねっていて、時々堤まで上がらないと先へ進めないという遊歩道。しかも、管理は「アドプト方式」という新たな概念で住民による自己管理です。何カ所で拝見していますが、あまり住民側が目立っていないという点では良く出来た場所でしょう。
楠根川緑地の一番上流川から入ります。中央大通りと第二寝屋川の交点辺りです。この辺り桃より櫻が目立ちますが、進むと桃が威張ってきます。更に様々な春の花の盛り合わせ状態になって、匂いもちゃんこ鍋風です。これでこそ、大阪のセンター河内でしょう。昔は風流人が小舟で桃見物したらしいが、現代人は緑道となった川をトレンクルで偐風流です。
写真:楠根川緑地入口、遊歩道沿い二点、放流口付近、アドプト方式告知