河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

連日の雷雨は日中シンクロの復習を

 本日は予定では高槻市までMTB行するつもりでした。野暮用が入り急に中止となりました。午後になって昨日のような雷雨が襲ってきましたので結果として行かなくて良かった、と野暮の功名ですね。
 通常に写した場合。

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 で、野暮用が終わると毎日サンデーで暇です。そこで、過日何方かにご説明申し上げた写真機の日中シンクロについて復習をしました。日陰とか逆光時でのストロボ撮影の一つの技とでも言いましょうか。
 日中シンクロ無調整の場合。

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 フイルムカメラでストロボを使う場合、カメラのシャッターは60分の1でないとシンクロしません。フイルムの半分に写ったり画面が真っ黒と言った支障が出ます。逆光とか全くの陰という場合にはストロボを使うとシャドー部が無くなり、画角全体に太陽光が当たっているように見えます。この場合に60分の1でシャッターを切る日中シンクロを利用します。
 ティッシュ一枚が適度でしょうか。

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 しかし、ストロボ光が強すぎると不自然に見えますので、日中シンクロの場合でもストロボにティッシュを一枚程度かけますと光がセーブされて自然光に近づきます。今ではフイルム代を考えずに済みますので、写す度に再現してストロボの当たり具合を調整すると良いでしょう。
 フイルム式カメラのフォーカルプレーンシャッター方式の世界観で記しましたが、電子カメラでも結果としては同じ効果が得られると考えます。デジカメの場合フラッシュモードで「日中シンクロ」、「自動発光」又は「スローシンクロ」に設定してください。ご承知の方にはお節介な記事でスミマセン。

 杵柄

 おおむかし 取った杵柄 お蔵入り <偐山頭火