カタシモワインフード(柏原市太平寺2高井利洋社長)は、丹波ワイン(京都府京丹波市)、ヒトミワイナリー(滋賀県東近江市)の近畿圏の地場ワインメーカー三社共同で、環境に配慮したワインを醸造販売することとなりました。新しく作られるのはロゼ種。ラベルを小振りにしたり、ボトルも再利用や再生しやすい等の共通のコンセプトだが、それぞれ特色も持たせたという。
生態系で乱れが生じていると言われる、チョウ、トキそしてサンゴをそれぞれラベルに描いているが、カタシモワインはサンゴを描き商品名も「R3ーSango」(1260円)。ワインを楽しんだ後は、一輪差しにも似合うデザインとなっている。
3月27日から全国の百貨店やワイン専門店で発売されるが、売り上げの一部で環境保護にも役立てる。音楽家坂本龍一氏が代表を務める団体「モア・トウリーズ」へ売り上げの3パーセントが寄付される仕組みを作った。カタシモワインフード直販部BIG1(972-0208)でも販売される。
カタシモワインフードは、先代社長からのお付き合いです。親子揃って篤農家でワインにかける意気込みと情熱は、素晴らしいです。事前に申し込んでおけば、ワイン資料館で試飲も出来る。
写真:R3ーSANGO、同社ワイン資料館にて。