河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「薬袋」

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 温泉行へでもと取った夏休み一日目ですが、あまりの暑さに早朝からノックダウンです。今日は読書ででも、1日を過ごすことにしました。

 居間から見えるのは、ブドウの棚です。ブドウは、日差しの欲しい冬は葉が落ち、日差しのきつい夏には葉が茂るという、理想的な樹木でうまく行けば果実が楽しめます。その果実も、椋鳥などの格好の標的になるのですが、今年は秘密兵器の登場で今のところすべて無事です。その秘密兵器とは、表題の薬袋です。

 今時の薬袋は、写真のようにナイロン袋です。持病を抱えており、病院通いは日課のようで、この薬袋が一回きりの使用では「もったいない」とかねがね思っており、薬局に纏めてお返しすることもありました。しかし、斯様のように今年はブドウの身を守る袋に変身しました。

 知人に紹介された小田実の「オモニ太平記」という大ふるのエッセイと、ブドウで絞った発酵液を頂きながら処暑としましょう。

 写真:薬袋として使用、ブドウの鳥よけ、オモニ太平記