この小森温泉も「殿様系」の温泉であります。池田候の保養施設として使われ出しのが始まりと聞くが、いまはその様子を伝えるのは素晴らしい門構えのみです。
高速津山ICから山道を分け入り三十分も走ると大きな看板が見えてくる。本当に地元の人しか利用しないので、人気がないように見えるので休みかとあきらめて帰りかかったら、帰宅する人が玄関から出てきて営業を知った次第です。
玄関の舘の裏に小川が流れており、渡り廊下でわたると温泉施設があります。粗末な脱衣場のゴミ入れには「おしめを捨てぬように」とあります。この手の看板が最近目立ちます。超高齢社会ですね。
さて、湯は硫黄の臭いがかすかにするが、単純泉に分類できよう。交通の便が良ければ、何度でも行きたいと思うのは誰でもでしょう。だから今までこの姿で残ったのかも。
写真:看板、入口の舘
データ:0867-34-0015、泊まり食事も可とあるが、立ち寄り利用がベストか。
(最近長期温泉行を敢行したが、この時ナビ等での利用で電話番号に重宝したので、今後記載することに。また、過去のデータにも出来るだけ記載することとします。)