かつてホテルや旅館の姿見の下の引き出しの中に、「新約聖書」が置かれていたのをご存じの方も多いと思います。その殆どがギデオン協会という組織が配布している聖書です。寝付かれない夜に読めと言うことでもないでしょうが、たまにパラパラめくっていたことを思い出します。
最近とんと見かけなくなったこのギデオンの聖書が、湯田の西村屋さんにありました。懐かしいので写真に撮りました。山口の街には大聖堂があるからと云ったわけでもないでしょうが、理由はお聞きするのを忘れてしまいました。
ちなみにギデオン協会によると「国際ギデオン協会とは、世界の188カ国において、交わりと神へのご奉仕のために団結したクリスチャン・ビジネスマン及び専門職業人で組織された協会です。
この協会の目的は、人類最高の文化遺産の一つである聖書が古今東西の人々の精神生活をささえてきた事実に鑑み、この貴重な書物の配布・贈呈を通じて、明るい社会の建設に寄与しようとするものであります。」
次回、何処かにお泊まりの節には、引き出しを探索なさっては如何でしょうか。
写真:ギデオン協会聖書、ザビエル記念聖堂