河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

#短歌

お湯休め「夜空の菊花と花火会席を楽しむ」

立待月の8日、サンヒル柏原周辺で開催された「秋の打ち上げ花火大会」を楽しんできました。秋の気配が漂う、凛とした空気の中で打ち上げられる花火は、短期決戦型。約30分間連続して休む間もなく河川敷とその上空に打ち上げられる、大輪の菊花に酔いしれ…

紀伊田辺「かんぽの宿と牟婁の湯巡り」

泊まりはこの所よくお世話になっている、かんぽの宿シリーズで「田辺」。ここ田辺は白浜と隣接して立地しているが、少しひっそりしている方が良いのでは・・・との変な思惑から。天神崎というナショナルトラスト運動で保存された海岸線に立地していて、目の…

お湯休め「梅やや早き高津宮散策と崇徳院」

先の記事で、在原業平ゆかりの落語「千早ふる」をご紹介しましたので、同時に話題となっていた「崇徳院」ゆかりの高津宮を梅の花探索がてら紹介します。高津宮(こうづぐう)は、大阪市中央区にある神社です。仁徳天皇の宮がおかれていたとも紹介されること…

肥後熊本「山鹿温泉への旅 武雄温泉へ」

次に向かったのが佐賀県の武雄温泉です。ここも数年前から気に掛かってはいたのですが、鹿児島県を中心とする九州散策のルートから少し外れている関係から、縁が無かったところでした。そこで今回縁を結ぶこととしました。 山鹿を出てしばらくすると「平山温…

不動の湯と元祖廻る寿司「元禄寿司」

陽気に引き出されていつもの不動の湯へ、今回は自転車です。帰り道に布施で寿司を戴いて良い気分で帰ってきました。家人は友人と奈良へ、介護される人はデーサービスへ、私は一人あぶれて小春日和に誘われるように温泉と寿司と言うわけです。 と、書くと豪華…

お湯休め「紅葉の名所 和歌に歌われた三室山と龍田川はどこか」

秋たけなわという表現が良いのかどうか、テレビを観ていてもバス旅行の宣伝を見ていても「紅葉」がこの時期の主役のようです。そこで、先月琵琶湖MTB行の折に訪ねた、在原業平墓伝説に関係の紅葉ネタをご披露します。 千早ふる神代も聞かず竜田川 からくれな…

お湯休め「季節商品Ⅱ シマエビ&氷下魚」

先の琵琶湖海津大崎で求めた「鮒寿司」も我が家の季節商品です。冬に向かって体力が無くなってきた時、造りで食ったり、鮒寿司茶漬けにしたりして、季節を感じると共に味覚を楽しみ栄養補給とします。 本日早朝からは北海道尾岱沼の佐藤商店からシマエビと生…

お湯休め「阿倍野ハルカス Ⅱ」

前記「四天王寺五重塔VS阿倍野ハルカス」を投稿しましたら、意外な場所からもよく見えるよ・・・とのアドバイスに基づき本日その場所へ行ってきました。写真のようにご指摘通りよく見えましたので「供廚箸靴禿蟾討任后 場所は近鉄大阪線の俊徳道駅です。ここ…

お湯休め「おまけで貰った毬栗と憶良」

万葉の森で駐車させていただいた果物を売る店で、ミカンなどを買ったとは昨日記しました。その時におまけでいただいたのが写真の毬栗です。なんでも、厄除けに玄関においておくと良いとか。これならこそ泥も、アルソックより怖がるでしょうね。 早速、彼谷氏…

万葉歌碑を巡るMTBの旅余談 万葉の森編

本日は過日偐家持氏とのMTB行で行きました、万葉の森をもう一度巡ってきました。気になる歌も沢山あったのですが、MTB行ゆえ余力が無く後ろ髪を引かれたままでありました。万葉の森は橿原市香久山の北の緩斜面を利用して、散策路を設け林間に歌碑や歌に纏わ…

お湯休め「明日香 稲淵辺り華花三昧」

先の旅行後諸事情で自宅監禁状態でしたが、昨日から活動開始です。昨日は軽く、花園運動広場から瓢箪山の智麻呂宅までMTB行でした。本日は、ちょっと遠出と明日香村まで行ってきました。そうです、彼岸花を始めとする秋の華花を楽しもうという趣向です。 先…

新たな課題「山鹿温泉再開の案内」

以前、熊本県山鹿市の市営温泉「さくら湯」への建設資金寄付のお話を書きました。このほど町の観光課より、再開のスケジュールの案内と八千代座の催しのチラシが届きました。 案内によると、11月23日(祝日)が再開期日だそうです。当日付近では無理です…

奥飛騨温泉郷「福地温泉で村上天皇と風呂友に」

奥飛騨温泉郷巡りの手始めは、福地温泉。ここは、地区全体が我々が泊まる旅館の意匠の走りとなった、古民家を移築して都会では味わえない雰囲気を醸し出している。長座、草円などが有名ですが、何故か多くは囲炉裏端で食事をさせる。このお食事の姿勢が私に…

お湯休め「Gさん夫妻と大和路に遊ぶ」

昨年の東の旅の折に大変なお世話になったGさん夫妻が奈良に来られ、ご一緒に大和路を遊びました。パソコン通信の世界で知り合い、以来20年以上にわたって折りにつけ接点があるGさんが奥様孝行(?)でお水取り見物をメインに奈良行とされるのを聞きつけ、…

お湯休め「古事記編纂1300年記念奈良行 田原編」

異変の予兆は頭塔到着前からあった。車中に電話がかかり、荷物忘れてるで・・・と。普段は愚妻任せの荷物作りを自分でやったのは良いが、全部玄関において出立したらしい。で、本日の経済は全て偐家持任せとなることになったのです。何時ものことだが、本日…

図書館収蔵「落語ではない”東の旅”」

先に行いました、旧友Gさんとの再開を目指した落語ではない「東の旅」の総集編が本学の図書館に収蔵されました。 ボードで記した内容とほぼ同様ながら、写真や文章の表記の細部では推敲を重ねて変更した場所もあります。よろしければDLしてまたお読みくださ…

東の旅「奈良田温泉から身延山」

安曇野で遊び、旅の主目的であります、甲府へと向かいました。時間調整のため一般道を走り八ヶ岳・清里の紅葉を楽しみながら林道を走りました。ここで一カ所立ち寄り湯(パノラマの湯)でお召し替えして、いよいよ甲州へ切り込みです。 なお、甲府での旧友と…

種田山頭火と河本緑石そして宮沢賢治

表題については、下記のページ他で何度もご紹介していますが、先日の日経新聞でも寄稿記事として取り上げられていましたので再度ご紹介します。 記事によりますと山頭火と緑石を結びつけるのは、当時自由律句「層雲」を主宰していた荻原井泉水。中学校時代だ…

旅の記録から「聖書」

かつてホテルや旅館の姿見の下の引き出しの中に、「新約聖書」が置かれていたのをご存じの方も多いと思います。その殆どがギデオン協会という組織が配布している聖書です。寝付かれない夜に読めと言うことでもないでしょうが、たまにパラパラめくっていたこ…