河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

東の旅「郡上八幡」

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 郡上八幡に関心があったのは、「郡上おどり」が縁です。私たちの河内には「河内音頭踊り」、阿波には「阿波踊り」と夏の風物詩ともいえる伝統的な踊りがあり、共に賑やかであります。

 しかし、越中八尾の「風の盆」といい「郡上踊り」にはなにかもの悲しげな雰囲気があります。伝聞でありますが、郡上踊りは支配者の圧政に苦しんだ村人が「強訴」に出る前に別れ(この場合は死を意味します)を惜しんで踊った踊りが今に伝わっているという。

 「郡上の八幡出てゆく時は、雨も降らぬに袖しぼる」の歌詞からそのような痕跡が読み取れるのでしょうか。今回の旅では、前期のような説明には触れることが出来ませんでした。

 お城は、狭い道ですが車で上がることが出来ます。山頂からは狭い谷間の集落を見下ろすことが出来ます。木造五階六層の天守閣にも上ることが出来ますが、今回はパス。お城の下には山内一豊とその妻の像が、妻千代が郡上の出であるという伝説に基づくものらしい。土佐の酔鯨の祖先は木曽の山奥であったらしい。

 写真:天守閣、町並みを見下ろす、一豊と千代の像