河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

備前「小森温泉への道中で卵ご飯を食べる」

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 露天風呂でサッカー談義に花が咲いた所で、腹が減ってきた。今回は、亀甲駅近くの食堂かめっちを予定にしていたので向かう事に。ここは、最近売り出し中の卵ご飯オンリーの食堂で、休日には長蛇の列ができるという。何だか悪い予感がするが、車を走らせてみた。

 美咲町営の運動広場の付属施設が、食堂かめっちである事は暫くするとわかった。が、予感が的中人だかりができている。昔グルマンを目指していた頃の経験則では、長蛇の列に並んで食べると、どのような料理も正当な評価以上に美味しく感じる。と、いう法則に基づき行列に並んで食事をしない事にしているので、次の作を練ることとする。

 運動広場の向こうにも食堂があるので、駐車場に車を滑り込ませる。ここにも、メニューに卵ご飯がありました。うどんとおかずも付いた定食です。卵をかき混ぜる時に入れる醤油に秘密がありそうで、濃厚な二度仕込醤油を想像していましたが、普通の醤油でありました。地鶏が生んだのでしょうか、小玉の黄身は新鮮で美味い。

 満腹となった後、再び車を走らせると30分ほどで小森温泉に。先月休業日で拝湯が叶わなかった池田侯自慢の温泉です。小川を挟んで玄関棟と温泉・宿泊棟があるが、この渡り廊下がよく撓る。極楽のような源泉風呂への三途の闇への渡りのようなものでしょうか。温泉では丁度昼時、写真のようにどなたもおられず、一人極楽を独占で楽しませてもらった。

 写真:小森温泉正面、源泉風呂、亀甲の卵ご飯

 小森温泉にて
 よく撓る 廊下御渡り 天国へ   偐山頭火

 データ:小森温泉 吉備中央町小森245 電話:0867-34-0015 営業:不定休 おとな500円 卵ご飯:かめっち食堂0868-66-1118 こだわりがなければ、運動場側の食堂や、道端の食堂にもメニューがありました