河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

富山、石川・福井そして三重「縦横の旅 美術館から町並み散策」

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 高岡市美術館は新市街地、官庁街の一角にあります。デザイン的にも凝った造りで、それとなく引き寄せられます。彼谷芳水常設展は三階の展示室で開催中。大正14年から昭和52年迄の作品で、特に優れた四三点が展示されています。

 デザイン画、貝細工道具等も含まれていますので、制作過程を想像する事も出来ます。これら多くの作品は、私の知人であり御子息であるK氏が受け継がれている事が、所蔵者名でわかります。作品リストから、納入先が宮内庁と書かれたものも数点有り、次に目的としている大伴家持と同じ主人に仕えて(?)いたのだともとれる、と勝手な結論付けをして納得。

 素晴らしい工芸作品に触れた後は、彼谷芳水を育んだ高岡の町を散策しました。鋳造品の町は金屋町といいまして、キューポラや作家の展示即売する店舗が並んでいます。現在も茶道、華道、そして仏像や仏具を多く取り扱っているとの事でした。

 加賀藩2代目当主前田利長公が高岡城を築いて以来。400年の永きにわたって育まれてきた文化や経済、それらの多くの遺産を後世へと上手く引き継がれているのが、町の随所で伺えます。その原点となったのは、次に向かった大伴家持が残した万葉文化ではなかったのかと、密かに想像をふくらむのは自然な感情でありました。

 写真:彼谷芳水展、金屋町ギャラリー、キューポラ、高岡土蔵造りの町、高岡大仏

 金屋町にて
 銅像も ラジオ体操 金屋では    偐鋳造職人

 高岡市美術館
 http://www.e-tam.info/

 高岡市観光情報サイト
 http://www.city.takaoka.toyama.jp/sangyo/0402/kankou/