先の万葉銀輪行では走った距離の割に足に異変を感じてしまい、連れの偐家持氏に随分迷惑をかけてしまいました。銀輪行に比して階段や坂道での手押し歩行が堪えたのかもしれません。そこで、湯治(極超短期)に犬鳴山温泉へ。
いつもなら、山ノ湯で済ませますが本日は奮発して不動口館へおじゃますることにした。予約している時間まで少し間があったので、連れ合いは不動尊まで散歩すると言うので、私はトレンクルを引き出し銀輪散歩。と、言っても形だけでストレッチのようなものですが。
さて、不動口館が新たな源泉を掘った事は以前にも触れましたが、今日はますます源泉の量が増えているような気がする。肌にまとわりつくと言う表現が正しいのでしょうか、塩素臭もほとんどしません。
不動尊への登り口でも、木々のそこかしこに色の濃淡が目に付きます。露天風呂からの眺めの中にも、水面に近いところから紅葉の準備が進んでいる気配がします。さらに水の中をじっと眺めていると、ハゼでしょうか群れています。いたずらして、お湯を投げると一斉に逃げ出して、また戻ってきました。
写真:不動尊登山道入り口、浴場、露天風呂からの眺め
犬鳴山にて
湯を餌に 見えぬ竿出し ハゼを釣る <馬鹿山頭火>