湖北をMTB行して来ました。海津大崎を中心とした前後三十キロほどを走ってきましたが、自動車携行によるMTB行のため実際は六十キロ走った計算になります。湖北の難所奥琵琶湖自動車道を避けたので、ほぼフラットな行程でしたが、半日では少々疲れて、ホテルに入るとぐったりでした。
さて、MTB行の様子は後日としまして、本日は表題の白谷温泉です。マキノと云っても山手、スキー場が展開する地域にあります。十年ほど前に行って以来ですが、場所も少し移動して建物も真新しくなっています。古きを新しくすると云うのは世の習いですが、少々寂しい気もします。
この白谷温泉までの行程に、メタセコイヤの並木道があります。最近では日帰りバスツアーの好適にされているようで、広告にもよく出てきます。まあ、見応えがありますがあれこれ並ぶ陳列台に盛ってやるのは気の毒な気がします。相当な努力のたまものと思います。この並木をバイクで走り抜けたい気分でしたが、後日にしました。
白谷温泉を過ぎて五分ほど進むと在原地区に出ます。ここは茅葺きの民家が点在していて五個山か白川郷の様です。本日も毎日画家の皆さんが、思い思いのポイントで写生をなさっておられました。ここには、在原業平の墓と云われている石塔もあります。集落奥の山林を駆け上がりたどり着きましたら、かわいい塔がありました。東京の業平橋にはスカイツリーがありますが、高低差は633・5mはありそうです。温泉に、茅葺きの民家と蕎麦まであり、業平伝説で満足気分です。
写真:セコイヤ並木、白谷温泉八王子荘、在原集落、山道と業平墓標とか
在原集落にて
色おとこ マキノの里で 隠遁か <偐色おとこ>