月に一度の親父孝行に四天王寺さんへ。いつもの高野槙を求めて、小春日和の中上町台地まで走ってきました。途中主治医の処で、インフルエンザの予防注射、先月には水疱瘡の予防接種をしていますので、なんだか赤ちゃんのようです。無理なことはしてはいけませんよ・・・と先生からご注意を受けましたが、毎日のことなので自転車で走ることを無理な範疇に入れません。
何ヶ月から前より、阿倍野に建築中の日本一ののっぽビルが気に掛かっていましたが、どう料理するか思案しつつ月日がたってきました。本日、四天王寺の五重塔を眺めつつあるひらめきが。それが、写真の構図です。荘厳な万葉の時代と現代のただ高いだけというビルを比較するのは、聖徳太子のお怒りを買うかもしれませんが、あえて並べてみましたが、勝負するまでも無いですね。
総工費を1500億円程度と聞いて意外と安いと考えましたが、ホテルやビジネス棟の内装などは入っていないのかもしれませんね。再来年の完成とか、期待する声はありますが。我々庶民にはあまり関係の無い世界。せいぜい、落語の鷺取りがこのビルに舞台を移すと、大変なことになりますね。なにせ、地上60階300mの高さでは、落ちにも何にもならない。
いつもの屋台のおばさんから高野槙を受け取り、ベストアングルを探して回廊を一周して落ち着いたのが、このアングルでした。
写真:四天王寺塔(鷺取りでは、鷺にこの塔の先端に持ち上げられてしまいます)、塔とハルカス
東の塔 西のビル 高さだけ? <偐山頭火>
落語「鷺取」
http://homepage3.nifty.com/rakugo/kamigata/rakugo42.htm