我が家の近くでは、木枯らしが吹く頃になると食えなくなるラーメン屋があります。写真のように、昔懐かしいラーメンの流しです。我が家から北に四キロほどの住宅街にこの基地はあります。夕方になると、親父が出汁や具材を調理なさっておられます。戦闘準備ですね。
これが、春先から秋口にかけては我が家まで来られます。察するところ、この距離で売り切れないのでしょう。しかし、木枯らしが吹く頃から、売れ行きが良くなって我が家まで到達するまでに完売と言うことでしょうか。
で、我が家で親父が鳴らすチャルメラの音が聞こえなくなったら、親父の苦労が少なくなったことと喜んでおります。往復ですから、十キロ程度をこの屋台を引いての営業は大変だったでしょう。河内逆季節商品の一節であります。
写真:戦闘準備前のラーメン屋台
ときそばに習って
おい親父 もう来ないのか へい!秋です <偐山頭火>