河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「新年読書会は壬申の乱考察と目出度い押絵」

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 昨日は仲間内の読書会兼新年会でした。今回は、偐家持氏が大友皇子にまつわる悲劇を、現地踏破に伴う写真と豊富な資料をもとに説明です。大津京関ヶ原周辺に繰り広げられた壬申の乱ですが、彼の語り口をお聞きしていると現地に行きたくなります。

 春先には、大友皇子の葬られているという関ヶ原の「自害峰」、壬申の乱の古戦場を巡るMTB行を計画しましょう。なぜか、この壬申の乱関ヶ原の戦が同じ場所で戦われたのも因縁話ですね。偐家持氏に語らせると、同じ総大将である天武帝徳川家康を比して、家康の方が一枚上とか。結果、300年も続いたのでしょうか。

 さて、偐家持氏の講演の後は、和歌と俳句の発表会。我が駄句や和歌(下記)も披露されましたが、穴が無くてもどこかへ潜り込みたい気分です。が、事前に偐家持氏の添削を受けていたので、何とかすり抜けることが出来ました。

 仕上げは仲間のHさんが作られた、手芸品の抽選会。私は幸運にも写真の押絵が当たりました。金銀の巳が絡む縁起の品、額に納めて今年の福を招き寄せることとします。

 弘川寺にて
 願はくは 花山が上に 酒吞まん その杯に 散りも来るうち

 龍田川&三室山探索にて
 千早また 神代も振った 龍田川 おからごときで 水くくらぬも

 大宰府にて
 やっと来た 大宰府にあって 知った道 旅人も我も 同じ道行き

写真:頂いた押し絵、額装してみました

 偐万葉田舎家持歌集(発表内容、詳しくは下記に連載)
 http://plaza.rakuten.co.jp/YAKAMOCHI35/