さて、表題の森伊蔵という焼酎ですが、ひょんなことから入手いたしました。なんでも、高いとは聞いておりましたがそのような高価なものを入手すると言うよりは、ほんに気まぐれで手に入ったのです。が、問題はそこからです。
今宵これを頂こうと、手に入れた百貨店の食料品売り場で新鮮な魚類（最近は百貨店の方が手に入るらしい）を同時に求めて帰りました。さて、飲む前に、森伊蔵なる焼酎の世間の評価を確かめると、売価の五倍で取引されているということが判明しました。なんと、この小さな焼酎が２萬円以上であります。
で、事件にまで発展したのであります。そうです、ネットで売り差益を得ようと言うことです。しかし、家人もよくよく考えるともう二度と買えることが無いかもしれない、今夜は中止して愚息を招いて一献傾けると良いと勧めてくれました。株式でも無いのですから売買などせず、飲み物は飲んで楽しむべきでしょう。お粗末・・・・。
写真：森伊蔵
森伊蔵に接して
気が迷い 森に伊り蔵み 目が覚める ＜偐山頭火＞
