河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

播州赤穂「かんぽの宿赤穂 万葉の岬」

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 かんぽの宿赤穂へは二度目です。家島群島を眼下に、瀬戸を行き来する船を眺めての景色は、全室オーシャンビューという素晴らしい設計です。勿論、温泉や露天風呂からも眺めることが出来ます。一階にフロントや温浴施設を配置しているというのは、日帰り客を意識してのことでしょう。日祝のランチバイキングも、それが目的と思われます。

 案内された客室は四階、更に奥の景色までと思っても見える眺めにそう変化はありません。自販機で麦酒を買って、一人乾杯で景色を眺めます。生憎昨夜から山口や島根県で豪雨が降っている関係か、すっきりとした景色は眺めることが出来なかった。被害に遭っておられる方を思うと、贅沢すぎます。

 さて、楽しみの温泉は少々趣向が凝らされています。塩の国だけにソルトサウナ、打たせ湯、数種類のジャグジーはまるでレジャーセンターです。順番に楽しんで、仕上げは露天で瀬戸の海を眺めます。飛鳥時代は大陸からの文化使節奈良時代遣唐使、下って村上水軍が行き来したであろう、海の道を眺めているだけで歴史ロマンがわいてきます。

 料理は並クラスを注文しました。この手の旅館はグレードを上げても品質を上げないで、品数とその量が増える傾向にあるので、最低限にしております。でも、十分すぎるほどの量と質でありました。近海物が揚がるというのは旅館にとっては有利ですね。翌日は、もう一カ所の温泉を目指しましたが、万葉の岬という景勝地に偶然行き着き、昨夜の露天風呂でのロマンを再現することが出来ました。

 写真;露天風呂、顔ハメ看板、万葉の岬標柱、同案内看板

 海の道
 御仏の 教えや政 通る道 栄えて平和を 願うは誰も   <偐赤人>