河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「晩秋の斑鳩、大和郡山そして平城宮跡と奈良公園の鹿」

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 ロケハン二日目は斑鳩から。法隆寺の土塀に落書きされたた為か、従業員がピリピリしていた。数年前に、遠来の友を案内した折もいささか意に沿わない接待があった。少々観光客に対するおもてなしの態度でも研修するべきかなと同行者共々話し合いつつ、法輪寺に。

 別名三井寺とも呼ばれる法輪寺周辺は、斑鳩の柿の名産地「三井地区」ですが、既にシーズンは終わっており、売店も閉まっていた。塔の間近で写真が撮れるだけに拝観料を払う気もしないので、外から失礼した。同様の気持ちになってしまった、法起寺も。

 お城の石垣を断ち割って近鉄線が走っているのは、郡山城跡です。奈良では、古墳を断ち切ってはしているJR線もある。平城宮跡を通過する高速道路の計画にとやかく言う意見もあるが、これが反省からでしょうか。アンダーパスが一番だと思います。50Mも地下だと、遺跡も無いでしょうから。

 その、平城宮大極殿は最近周囲に囲いが出来ていました。このままだと、朱雀門大極殿を造っただけという、中途半端な再現に終わりそうですね。原っぱのまま状態でした以前は、もう少し自由に遊べたような。特にMTB派の私にとっては。少々勝手な意見ですが。平城宮跡隣接の化学工場が、遺跡保全に協力して立ち退くと報道がありましたが、まだ移転は終了していない様子。その後が楽しみですね。

 最後は奈良公園鹿君の見物。夕方になると春日大社方向へ引き帰る様子は面白い。悠然と道路交通法を破って横断する鹿を、ドライバーの皆さんただ黙って見送っている。農業被害が多いと頭数管理とか意見も出でている鹿君ですが、大切な観光資源でもあります。土産物屋にまで入ってうろついておりますが、店内では規則を守っているようです。

 写真:法隆寺東院南門、法起寺法輪寺郡山城平城宮跡奈良公園と鹿

 鹿
 害獣と 神の使いが 今時か   <偐山頭火