河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

奥の横道一筆書きの旅「経由地新潟で遊ぶ」

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 石川県で北陸道に再び入った本日は、ひたすら新潟を目指すこととしました。新潟には私と息子の二つの思い出がある街です。

 私が学生時代に、トラックのバイトで運転手をした目的地が新潟でした。天然ガスが噴出していて、それで出来た加工品の廃材を大阪へ運ぶ仕事。仕事と云ってもうるさい約束など無く、適当に往復していただけ。しかし、その走る道には雲泥の差があります。親不知・子不知等は難所中の難所、そこを今回軽快に走ると半世紀に近い時間差を感じます。

 息子は二回目の転勤で当時北陸支社という部署が新潟にあって、数年過ごした所です。濃度ははるかに息子の方が濃い。そこで、車中より当時よく飲んだ店を聞いておき、到着後探すと健在だった。

 小千谷そば・酒・肴の店「旬菜庵」という。新潟駅北の繁華街にある店は直ぐに見つかった。泊まったホテルから自転車を組み立てて数分です。郊外散策用の自転車は、時に飲み屋へ行く手段ともなる。(厳密には飲酒運転ですが御免)

 岩牡蠣、近海物のお造り、そして仕上げは小千谷蕎麦です。その蕎麦の特徴は、八の字型にひねって大きなせいろ一杯に並べる。今回気がはやってしまい食べている途中で写真に気が付いたので、殆ど食べた状態ですが、本来はもっと豪勢に持ってあります。

 宿は「ドーミーイン新潟」。このホテルは殆どの施設に温泉が付いている。泉質は問わず、大きな湯舟に入って一日の疲れを取って、明日への鋭気を養った。

 写真:旬菜庵、岩牡蠣、酒と肴、小千谷蕎麦、ホテルからの眺め

親不知・子不知
 気が付けば 通過していた 親不知 子も不知 高速は行く <偽山頭火