河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

大辺路「花の窟 花窟神社」

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 さて、前回記載した「予定は未定」ですが、家人に問題が生じて白浜泊、花山温泉と知人との会食をキャンセルしたのは、湯川温泉の宿で朝食を摂っている最中。これから、昨夜の風呂友の40分ならぬ240キロ、4時間の移動であります。

 白浜辺りまでは42号線ですが、これとて村と町の間は「高速」の様なもの、カーブが多いのが難と言えば難。10年ほど前MTBを積むためにファンカーゴで来た時は運転手も酔ったほどですが、今回は楽ちんです。旅館を9時に出て、少し遅い昼食は自宅でした。

 さて、今回復路で利用した道は古来、「大辺路」と呼ばれ、世界文化遺産にも登録されています。百舌鳥。古市古墳群の先輩です。三重県熊野市有馬町上地130に在るのが「花窟神社」(はなのいわやじんじゃ)。ご神体は写真に見る巨岩です。付近には、「鬼ヶ城」「獅子岩」等の自然に出来た巨岩や橋杭岩もあり、ジオパーク指定でもいけそうな場所です。

 花窟神社の謂われはリンクした社伝に譲りますが、ご神体麓より大辺路を越えて海岸線から見る方が、その大きさがよく分かります。神社の横には「道の駅」らしい施設や駐車場も完備されていて、時より熊野巡りの観光バスが横付けされて、参詣客が短い蟻の群れになって神社に吸い込まれます。

 写真:神社正面、ご神体、大辺路と海岸線、本居宣長歌碑、公設説明版

 大辺路にて
 江戸からか 都(きょう)からも来た 熊野路へ  <偐巡礼山頭火