本年最初の温泉に、もちろん自慢できるような温泉ではありませんが銭湯「不動ノ湯」でした。ここ暫く金剛山麓や橿原周辺へ通っていますが、同地にはあまり心揺さぶられる温泉はあまりありません。故に帝は伊予の松山や紀伊の牟婁の湯、有馬などへ足繁く通ったのかもしれません。は、ちょっとオーバーですが。
それほど尊くも無い我が身としては城東区の温泉銭湯が上等ですかな。この湯もメンバーが入れ替わり、お馴染みさんも少なくなりました。この温泉で我を張っていたら大御所になれていたかも知れませんが、それこそ井の中の蛙です。
温泉の後は森ノ宮の鍼灸大学校の治療室へ。これも本年初です。担当のS教授は相変わらず丁寧な治療で約2時間あまり、鍼灸でぐったりとさせていただきました。温泉効果と相まって足腰の凝りを癒やされたところで帰宅です。
我が家の庭の鉢植えしだれ梅が芽を吹き出しました。年末に草臥れていたので、選定をしてやったのですが、家人は切りすぎたと云います。確かに切りすぎの感はありますが、切ってやったからこそ元気に芽を出したと云っても聞く耳持たぬです。蕎麦の殻が無くなってきたので蜜柑を雀たちにプレゼント・・長閑な小(?)春の一日でした。
写真:鍼と灸の治療材、しだれ梅、蜜柑の木
追記:蜜柑に目白も蜜を吸いにきだしました。仲良くつがいで警戒しつつ吸っています。一雨ごとの春の気配です。