河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

前半最後の草餅「中将餅」が長期夏休みに

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 働き方改革云々とよく分からない法律が通過したという。脱サラして脱しっぱなしの我々には特に関係の無い事ですが、安部君の法律に先駆けて働き方改革を実行しているのが、中将餅本舗でしょう。明日から来月いっぱいお休み、お盆前に暫く開店するが後も又9月まで休むという。なんでも、草餅の原料になる「よもぎ」が枯渇することと、夏枯れ対策でもあるらしい。

 大和の柿の葉すしは、その原料の柿の葉を地球の反対側でも作って枯渇対策しているらしいが、潔いと云えるのが中将餅さんでしょう。店舗も一軒のみであり、減価償却しなければならない資産や家賃等の経費も要らないような経営スタイルだから出来ることでもあるのでしょうか。金融機関の甘い言葉に乗り背伸びした結果、いつまでも貧乏暇無しという経営者をよく見かけます。良い教訓でしょう。

 明日の「読書会」で紹介する本に中将姫が名前だけ出て来ます。そこで、お話しする相手に甘い餅を喰わせたら、少しは忖度してくれるのでは無いかと浅はかな企て。予定では当日の朝に買い求めに行くつもりでしたが、確認すると前段の通りで本日出掛けたというのがお話の筋というかオチです。

 家人の心証を良くしようと云う分けでは無いですが、大和御所の野菜購入という使命もいただいていました。使途も考えずに適当に籠に詰めていると炊き込み御飯の弁当もあります。これを求めて近くの笛吹神社の鳥居下で昼食としました。葛城おろしという風でしょうか、イチイガシの梢の間を通過すると数度は下がります。明日のお話しの主題たる御所の町並みと大和盆地を眺めながらいただく炊き込み御飯、多分地元産だろうと思う米と山菜には葛城の味が染みこんでいました。

 写真:山菜御飯、神社参道、中将餅本舗(人がひっきりなしに来ていました)

 餅
 二上山 よもぎ育み 餅となる <偐幇間もち>