世の中怖い物と云えば、地震雷火事親父とか親爺にしたら良い魅惑でしょう。親爺を入れ替えるなら「台風・地震」とでもしましょうか。世の中が暗い時、あの底抜けの笑顔が一番時機に会うのでは無いでしょうか。新作の公開は、松竹の「『男はつらいよ』５０周年プロジェクト」の一環とか、プロジェクトは出来たと聞いたが、何をと思っていたら斯様な企画とか。
＊＊＊寅さんに、またスクリーンで会える－－。松竹は６日、人気映画「男はつらいよ」の２２年ぶりとなる新作を製作すると発表した。第１作公開から５０年を迎える来年、シリーズ５０作目を公開する。監督は山田洋次さん（８６）。主演は故渥美清さんのまま、「寅さん」の家族の物語を新たに撮影し、過去の渥美さんの出演場面を組み合わせて構成するという＊＊＊（引用毎日新聞から）
阪神淡路震災の時も寅さん長田で炊き出しで出演したが、ここ数年続く震災や風水害に重たい空気に包まれている世の中に、少しでも良質の笑いが振りまかれるのは良いことだと思います。商売上手な山田監督のことでしょうから、見えない様に宣伝が隠されているのは何時ものことでしょう。あまり目くじらを立てないで楽しみたいと思います。
写真：BS放送記念冊子より
風天
ゆうべの台風どこに居たちょうちょ （１９７４年８月）
ゆうべの台風どこに居たちょうちょ （１９７４年８月）
＊風天：渥美清こと田所康雄の俳号
