正月最後の日に初湯です。こんなスローなペースは建学以来初めてでしょう。振り返ると、特段何が忙しかったと云うわけでもないのですが、この様に新年から月末まで温泉行に行かなかったのは希なケースです。
しかも、と云えば不動の湯に失礼ですが、温泉銭湯の不動の湯で初湯です。もっとも、赤貧にあえぐ苦学者という現実からは相応しい温泉と云えますかな。昼前でしたが、降雨につき閑散としています。しかし、隣の女湯からの嬌声は凄まじい限りです。
20年余り通っている温泉です。その時どきの時間帯毎に馴染みがおられて、挨拶という挨拶ではないが生存確認のような目線の受け渡しをするものです。本日は残念ながら、目配りする方もおられずその分ゆったりと長湯を楽しみました。
本年も12分の1が終わり、後11ケ月となりました。無事この繰り返しを11回すると今頃は大晦日です。
写真:銭湯らしからぬロビー、階段と明かり窓