河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

和歌山「花山温泉」

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 ある温泉好きに言わせると「花山を語らずして温泉は語れない」と言わしめた、関西の雄「花山温泉」も和歌山市内です。市内と言っても、こちらは中心市街地とは離れた高速道路沿いであります。阪和道を走っていると、看板も目に付きます。

 和歌山インターから市内に向けて走り、和歌山東署の次ぎの「花山」交差点を大きく左に曲がると花山温泉の看板が見える。最近、新装なった綺麗な看板でありますが、建物に比して綺麗すぎる感もします。

 さて、この温泉源泉は26度と言いますからかなりぬる目、今頃までが一番の浸かり頃でありますが、真冬でも源泉風呂に浸かるのが「通」でありますが、「痛」でもあります。しかしご心配は無用、40度前後に加温した浴槽もあります。

 ご覧のように鍾乳石のように堆積しているのが「湯ノ花」です。風呂の縁にものすごい量が堆積しており、これを砕くのが従業員さんの大仕事であります。泊まりで利用すると、外湯では湯ノ花が氷のように広がっています。これを割ってはいる快感、花山温泉ならではの楽しみの一つです。

 写真:花山温泉看板、源泉の注ぎ口