河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

京丹後木津温泉へ参る「新年度初のフィールドワーク ゑびすや」

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 新年度最初のフィールドワークは木津温泉としました。丹後半島の付け根、西側にある鄙びた温泉です。近年は夕日ヶ浦という温泉名で近隣で売り出していますが、夕日ヶ浦には温泉は湧かず木津温泉から送っています。数軒の温泉宿がありますが、贔屓は「ゑびすや」という旅館です。

 大正時代の建物が残っていて、この一室で松本清張「Dの複合」を執筆しました。作品の中でもゑびすやを取り扱っています。作家らしい、一捻りがしてあります。私が通い出した頃は、鉄筋の新館がメインの経営でしたが、ここ数年は「大正ロマン」を売りにされています。

 私の同僚も「何故あの建物をもっと利用しないのか・・・」と不思議がっていましたが、同様の建物を持つ私としては、アメニティーが気に掛かって客に勧めにくい宿の気持ちも理解しておりました。しかし、この所の経営姿勢は評価できます。が、何時もほぼ貸し切りだった大正館に人が大勢居るとなると、少し気が引けます。

 その辺りの観察もしてきましょう。旅の小道具は電話が変わりました。この電話は電池消耗が激しいので、その辺の見極めもして来ましょう。バイクはトレンクルを下ろしてcannondaleを積み込みました。追伸:へしゃがるポリタンクも購入して積み込みました。

 写真:大正館の贔屓の部屋キー、Xperiaによる旅館のHP