河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

山陰へ行ってきました「先ずは蕎麦づくしから・・・」

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 先ほど帰ってきました、山陰の旅。ふるさと納税や温泉そしてお蕎麦づくしの美味しい旅行記です。蕎麦嫌いやアレルギーの方、気に喰わぬとお思いの方もどうか読んで下さい。たかが蕎麦、されぞ蕎麦でござります。

 蕎麦と言えば信州が思い起こされます。痩せた山間部で収穫に適した作物と言うことで、定番になったのでしょうが、斯様な土地は日本全国何処にでもありますので、日本中が蕎麦の産地と申し上げても良いでしょう。さて、その一番目は、たまたま道順に在っただけですが、下湯原温泉 ひまわり館の併設食堂、あえて付記しますが蕎麦道場なる物もあります。この蕎麦、一押しでお安い。お腹を満たしていざ三朝温泉へ参りました。

 二日目は湯村温泉近くの春木てっぺん蕎麦。このボードには二三度登場しておりますが、わざわざ峠道を登る値うちが在ります。近在のお母様方が、手の技術で皆さんに喜んで頂けたらと、蕎麦を始め山菜料理やお餅をご馳走しています。わざわざ国道からそれて、春木峠のてっぺんを目指す苦労に報いてくれる味です。

 さて、とりのつもりでありました「赤花蕎麦」は、この日、中学生の山間留学生が大挙訪れると言うことで中断。そんな時は信州から殿様が移封されてやって来た出石蕎麦が代役を演じてくれます。ここ出石にあって永楽蕎麦は創業50年の老舗、いや正確には48年と仰っていた。蕎麦通証というものを、25皿以上食べるとくださっていたが、最近の客は狡をして貰おうとするので、廃止したという。当然だと思います、あの蕎麦を25枚食べた者の苦労を知っているだけに怒りを覚えますね。二度と蕎麦なぞ喰うまいと思い知らされますが、また喰っています。

 写真:下湯原温泉ひまわり館「せいろ二段」、てっぺん蕎麦店舗と「ざる」(ダブル)、永楽蕎麦七皿(通常は五皿)

 蕎麦を食った
 蕎麦喰えば 腹が張るなり 山陰路  <偽山頭火