河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

山陰の旅「湯原から関金温泉まで」

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 下湯原温泉ひまわり館で蕎麦を頂いた後は「露天風呂」です。私が見聞きした限りでは、人様の入れる温泉はこの露天風呂しかありません。ここには、ペット専用の風呂がありますが、ミミちゃんを同伴しての温泉行は無理でしょう。この日は露天風呂の日で100円でした。(ネットでは無料になっています)少し儲けたような気分で、嬉しくなります。

 大きな露天風呂では、近くの景色は見えませんが遠くの山々は借景になっていて、自然の中で入浴している気分になります。蛇足ながら、近くが見えると見られることになります。湯量は豊富ですが、塩素注入はしている様子で、注ぎ口近くは少々臭います。露天ゆえ仕方が無いでしょう。

 ゆっくりしたところで、次は蒜山高原塩釜冷泉を目指します。新緑の中、山道を走ると天井を広げたくなります。爽やかな空気が車内に導かれて、今度は空気で癒やされます。塩釜冷泉には、豊富な湧き水を利用した、マス釣りやキャンプ場が整備されています。このまま帰るなら、新鮮野菜も欲しいところですが、今回は断念。

 ここから旧街道を犬挟峠を走り、日本海を目指します。犬挟みトンネルが整備されて、一気に走れますが車とは言え、峠道を走ることとします。峠を下りきるとそこはもう関金です。湯の関番所が出迎えてくれます。地元湯の温泉は、車の処理の関係で断念、近くの足湯に入ります。なにやら、関金の由来が表示されていましたので、興味のある方はお読み下さい。

 関金から三朝までは途中倉吉市内を経由して20分ほど。もっとも、近年の町村合併で、関金も倉吉市ですので感覚が狂ってきます。その点、三朝町は孤高を守っているというか、守らねば三朝の文字が薄まってしまいます。てな、事を考えていますと三徳川が見えてきました。この川に沿って三朝温泉が開けています。

 写真:下湯原ひまわり館、塩釜冷泉案内、マス釣り場、関金湯の関番所、足湯(車は入れません)、関金由来書

 関金にて
 谷筋に 軒がつながる 湯屋の道   <偽山頭火