お湯休め「乾漆の器展」

　芸術の秋の便り第二弾は「乾漆の器展」です。知人の乾漆器作家彼谷利彬氏が、年に一回大阪梅田のデパートで開催されているものです。本年は河内でも開催されて、様子をお伝えしたことがあります。

　麻の布に漆を蒔き、自由な形・色に仕上げることが出来る「乾漆器」は、軽くて実用的でもあります。しかし、工房内では想像も付かない壮絶な作業が連続していると、お邪魔したおりにお聞きしました。

　目で楽しめて、日常使いが出来る・・・そんな食器自体の機能を備えた「乾漆器」の世界を楽しんでみてください。

　写真：案内より

　乾漆器
　凛とした　空気がつくる　クールな器（き）　　　＜偐山頭火＞