河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「新年読書会」

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 昨日は恒例「読書会」。中でも一番盛り上がります「新年読書会」でした。偐家持氏の「万葉講座」、「歌垣」に「歌留多」会と出し物は豊富であります。そこへ、皆さんが食べ物や飲み物を持ち寄り「高齢者の新春ビッグイベント」であります。

 私は残念ながら都合により不参加。その様子が偐家持氏のブログにて紹介されていましたので、拝見することが出来ました。新しい参加者もお見えで、大層盛り上がったようですね。いずれレジメを頂いて「山部赤人」のお勉強をさせていただきましょう。

 特に面白いのが、歌留多とり。想像するに各人の個性が現れているように、遠望できます。巧妙な表彰制度と一緒に、我が温泉大学タオルも参加賞としてお配り戴いた様で、少しは参加したような気分です。

 偐家持氏のブログにも触れておられる、「各人の短歌・俳句」は温泉大学図書館に収蔵させていただけるようですが、愚作を敢えて紹介します。どの様に添削・修正が入るかもお楽しみに。

 新年読書会に寄せて
 
 餅を前に故郷の米の刈り取りの様子、父の餅つきの情景を思い出しつつ作りたる歌二首 <偐おくら 子等に餅喰わせる思いの歌>
 ○春水田 夏は青田に 秋黄金 実りて今日は 真白き餅に
 ○元旦に 雑煮お節も 何にせむ まされる宝 子等は年玉


 正月庭先にて燻製を作りたる時の歌三首 <偐旅人 讃燻讃酒歌>
 〇新春に いぶすかまどに たつ煙 たなびく香り 近所迷惑
 ○いぶしたる 具の香かがむと 置く友の あわてふためく 缶麦酒噴き
 〇上機嫌 赤く染まるは 友の顔 聖賛じて 猿尻に似る

 写真
 高野山三鈷の松