河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「台風一過 足を伸ばして常光寺まで」

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 昨日は台風一過の好天となりました。こんな日は少し足を伸ばしたくなるものですね。そこで、少し前から気に掛かっている場所の見学を兼ねて隣町八尾市を目指して輪行とします。

 我が家の脇を流れる長瀬川を遡ると、本流である大和川へ到達できますので、途中の八尾まではこのルートが平坦ですし大きな交差点もなく安全です。八尾へ入った辺りで、南へ久宝寺寺内町を目指しますとその目標はありました。「長宗我部盛親物見松遺跡」と石柱には刻まれています。今の松は何代目かで、物見に上がると折れそうです。

 見た方を確認しましたので、見られていた「藤堂高虎陣」もついでにと云うのが野次馬根性です。更に東を目指して八尾街道を渡ると「八尾天満宮」。更に東に「常光寺」があります。戦の後藤堂高虎は敵方の首実検をこの寺の縁側で行ったとされています。その血が垂れた縁側の板は今は廊下の天井張りにされていて、その痕跡を見ることが出来るとか。

 常光寺は河内音頭踊り発祥の地と謳うだけあって境内は広い。盆踊りの当日はこの広場が人の渦で埋め尽くされます。山門を少し商店街へ入った花屋さんで、仏壇用の高野槙を求めました。本日の銀輪の目的の一つであります。

 この辺りで、折り返すこととしましょう。旧近鉄八尾駅舎前、バスのターンテーブルがあった場所が小公園になっています。更に西へ進むと八尾街道沿いに「穴太神社」が見えて来ます。渡来系氏族の穴太氏の氏神様でしようか。もう後一本道を横切れば我がキャンパス近くまで戻ります。台風一過の秋空、少し長めのリハビリ銀輪行となりました。

 写真:長曽我部物見松遺跡と説明、八尾天満宮と説明、常光寺境内と説明、旧駅とバスターンテーブル跡公園にて二題、穴太神社二題と説明

 置き土産
 台風が 秋空残す 河内野に   <偐山頭火