彼方此方、足下にも春の兆しです。本日は親父のお墓参りに、八戸ノ里まで出かけました。行く道、髷を結ったお相撲さんに出会いました、頑張って来いよと心で応援しました。彼らと出会うのも今日か明日限りでしょう。縁があれば例年春場所も、此処で部屋を張るとお会いできるかも。
近くの商店街で求めた「槇」をお供えします。以前も書きましたが、お墓には凛とした槇が似合いますね。そうした所作をしていると気に掛かるご婦人が。私が気が付いてから、花を入れられて、線香を立てて蝋燭・・・・そして拝む(片手で)迄、左手には携電を持ち耳に当てっぱなしです。ひょっとしたら、あの世と繋がる無線電話が開発されたのか。
さて、お墓を後にして軽い自転車散歩としましょう。進路を大きく湾曲して長瀬川沿いへ出ます。川沿いはお散歩道として皆さんご利用なさっている。私は、鴨と櫻の早咲を探しました。案の定、鴨のカップルと遭遇です。川上(大和川方向)へ向かって、泳いでいます。私の前を横切る時はまだ人に馴れないのか躊躇していますが、その内に小ガモが出来たら、大スターに成長して見得を切って横切るでしょう。
長瀬駅に近いところで、幹から出た櫻の花を見付けました。老木の地面に近い枝では無く、幹から咲く花が一番早いようです。ここ数年の経験ですが、車椅子生活の長い知人も同じ意見でした。櫻の開花宣言は枝の花の開花を取っているようです、訳があるなら物知りにお聞きしたいところです。足下、我が家の庭先ではハーブ類やミニ菜園でも開花の準備が見られます。
*幹の花は「ひこばえ」と云うらしいです。古木の幹に出る芽で樹勢全体を衰えさせるため、管理が行き届いている場合剪定するらしいです。(後日追加)