今回の銀輪行は砂かけ神事で有名な廣瀬大社から大和小泉周辺です。車を置いたのは、斑鳩町図書館。田舎のこの様な公共施設は立派で、用地もデカいので隅に車を置いてもあまり目立ちません。真向かいのコンビニで、日焼け止めと念のために携行食を購入します。
南へ走りますと大和川を渡河しますが、その前に「いかるが牛乳」の看板を撮影です。今回の入院では随分お世話になった牛乳です。ここには保冷の中継施設があるようでね。大和川を越えると一瞬ガソリンスタンド、マクドナルドそしてパチンコ屋が立ち並ぶ街が現れます。そこらを左折、暫くすると廣瀬大社です。
一の鳥居から相当奥に走ると拝殿です。ここは、二月に行われる奇祭「砂かけ祭り」が有名です。砂を雨に見立てて、大地に富をもたらす降雨を祈願する祭り。砂を掛け合う光景が滑稽で、ローカルネタで良く取り扱われています。鳥居に戻り曽我川の堤防上にあるサイクリングロードを北に走ります。ここから見立てると、廣瀬大社の長い参道は曽我川への二重堤の役を担っているように見えます。
大和川を渡り暫く走ると「上宮遺跡」です。遺跡は綺麗に整備・清掃されていて休憩にはお勧めです。子ども達が遊んだ痕跡が、大人の残した歌の近くに。さあ、再び堤防に戻りサイクリングロードで国道25号を渡ります。ロードは平城宮跡まで続きますが、小泉で脇に逸れます。小泉神社を迂回して坂を登りますと「小泉城址」の回遊式庭園が現れます。元和元年茨木城主片桐且元の弟片桐貞隆が、一万六千石で小泉に入封します。同3年貞隆は小泉城址に陣屋を構え、現在も子孫が住まわれているそうです。
さあ、ここから追い風を受けて一気に矢田丘陵を下ります。あまり気持ちが良いので、「法起寺」を通り過ぎてしまい後戻りします。法起寺から「法輪寺」までは平坦な斑鳩の道。法隆寺近くの喫茶店「布穀薗」で昼食の予定でしたが「休店」、先の大神神社行と同じです。コンビニで買ってあった携行食で済ませましょう。法隆寺ならぬ法隆寺”駅”まで戻り一筆書きが成立しました、少しはダイエットになりましたかな。
結果論
小さくて 百万石より 生き残り
小さくて 百万石より 生き残り