河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

茗荷が残った

 今朝は何日ぶりかで青空が見える、三輪へ素麺を買いに行こうかと思っていました。そこへ、叔母がお悔やみに来られたので焼香の後お接待をしていると既にいい時間になってしまい素麺行は中止となりました。叔母は母と6歳違いですが数年前までは畑仕事をしていただけあって、足腰はしっかりしている。しかし、本日のように遠出はとても無理で、近くに住まいする娘の都合で本日になったと侘びを申される。
 茗荷の初収穫

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 お気持ちだけで十分、加えて来ていただけたのはありがたいとこちらからも礼をのべる。話も弾み昼食時となった所で、寿司が届く。付き添いの娘さん(従姉妹になります)によると、「食べるのが仕事」と数軒離れたお母さんに食事を運ぶが時に残す。しかし「これは完食ですよ」と仰ったとおり見事に完食でした。
 日本酒「至」をご相伴する

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 私は叔母をダシにして息子からもらっていた「至」と云う日本酒を飲む。火入れをしていない酒とか、非常に美味しい。叔母も喜ぶが横からこれで今夜の晩酌は無し・・・とか。御歳で毎晩お酒をいただいておられるとは羨ましい。
 私もこの叔母宅へ年に数回は顔を見に立ち寄っているが、それが楽しみだと言っている顔は真顔に見えます。また、盆には行きますと約束してお開きとなりました。叔母が帰られた後、庭の隅をまさぐると出て来たのが写真の茗荷です。予定していた素麺行は又の機会に、それまで茗荷には野菜庫で眠っていてもらうこととします。

 叔母と飲む 清酒の味に 福至る <偐山頭火