河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

十日夜

 11月24日は十日夜と書いて「とおかんや・とおかや」と読むそうで、稲の収穫が終わり実りに感謝すると共に翌年の豊作も祈り田の神様に餅やぼた餅をお供えするという習慣です。東日本に残る習慣のようで、関西ではあまり聞き及びません。この日は稲刈りが終わって田の神が山へ帰るというのですから、本日というなら東北地方に相応しい日とも言えます。
 我が家の十日夜かな

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 我が家では本日ネオマスカットの枝を払いました。葉が青々しているうちは根が養分を吸収していると言うことなので、枝払いせずに置いていました。ぼちぼち残った葉も赤くなってきましたので、それらを払い根元などに油かすの礼肥を施して新年の芽を待ちます。そして、誘引や施肥を施して新たな収穫を願います。
 子どもの顔より大きい房が狙いです

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 昨年初めて直植えに移したデラウエアーはまだ葉が青く残っているので、もう暫く枝払いせずに置いておこうと思っています。品種の差としてはデラウエアーが先に実るので、少しおかしいのですが新たに台地に根を張ったばかりなので戸惑っているのかも知れません。これは、愚息にお嫁さんをお迎えした年に御誕生プレゼントとして差し上げた鉢植えブドウでした。
 二つの大きな房を誕生させてくれました

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 真夏の太陽光が厳しい時は良い日よけに、太陽が陰り北風が強くなると枝払いすると適度な陽光が届きます。いわば自然のサンシェードですね。比較的狭い庭でも上手に根を張ってくれますのでご家庭にもお勧めです。上手く実が実れば儲けものです。

 実らせて 日よけにもなる ブドウの木 感謝の気持ち 肥やしに込めて <偐山頭火