河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

執念の朝顔と信念の葡萄か

 地球温暖化の現れか、秋になっても夏らしい日が続くことがありました。半袖で過ごす日が多いと思えば、紅葉が遅れているとも聞かれます。そのような季節感なき秋ですが、我が家では「朝顔」が開花しました。
 芽が出てツルを巻きます

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 Nちゃんが夏休みの宿題で植えた朝顔の種の残りを10月末に持って来たものです。プランターに植えると云うことで、土を入れて種を蒔きました。どうせ育たない・・・という気持ちもありましたが、もしやと云う事もあろうとそれなりに水撒きや肥やしも施していました。それが、芽を出しツルを延ばし出します。門扉が適当な形をしているので、移動させて門扉に這わせていたら、写真の通り執念で開花です。
 一日で萎れそう

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 一番の盛りの時は気づかなかったのが惜しまれます。でも、この写真を送ってやると電話の向こうで大層喜んでいました。「また種を持って行くよ・・・」はもう要らないと云いたいところですが、ありがとうと云わざる得ません。
 Ky君の葡萄

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 横から「ボクの葡萄はどうなっている・・・」とKy君の声が。これには、少し説明がいるのですが我が家から送った「ネオマスカット」が大変美味しかったので、これを育てるというKy君植木鉢に種を入れた状態で持参しました。当然簡単には発芽しません、また芽が出なかったとも云えず、I氏が発芽させた晩柑の苗があったので咄嗟にこれがKy君の葡萄だ・・・と植えてしまいました。その内に忘れるだろう・・・という思いもありましたが。
 成長して蜜柑らしくなりました

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 数日前に来た時にも、KY君の葡萄は蜜柑らしくなったね・・・と言い含めると「違う!これはKY君の葡萄や」と引き下がりません。大人の気持ちが分からん強情者めと思えども、これは勝手な大人の言い分です。何方か、このクソガキに蜜柑を葡萄と言い含める方法があればご教示ください。逆に葡萄が蜜柑とでも結構です。

 蜜柑の木 実れ撓わに 葡萄の房  <偐山頭火