師走ですね、南座の招き等時節ネタをテレビで見つつ本箱の整理をしています。本箱の「穴」から出て来たのが、マンホール収集の先駆者という方の著作を紹介します。デザイン マンホール100選"阿寒から波照間島へ旅歩き"(2014年アットワークス出版 池上修・和子著作)が本のタイトル。取材距離8万キロ、地球2周分、3000枚の写真から選んだ100枚とあります。全国にマンホールが3千種も無いと思うので、全ての写真をあわせての枚数だと思われます。
表紙写真
表紙には7枚が紹介されていますが、一番目立つ所には斑鳩町法隆寺です。高松市、山鹿市、境港市、伊勢市、大阪市と続きますが真ん中は恐竜の絵柄から勝山市と思われます。表裏表紙の説明があればなお芳という所でしょうか。
裏表紙の解読は省略
会社員としての退職記念に印刷されたそうですが、愚僧のようにイノダ珈琲を送っただけよりは本が残るだけましでしょうか。
家庭の事情で仏壇を移動して頂くこととなり、そのスペースを作るために余波が二階にまで及び本の整理をしています。借り物、預かり物等は持ち主にお返しして趣味で集めた自動車、温泉本等を塵として処理していましたら出て来たのがこの本です。
たった一枚のみ手元にある斑鳩町カード
マンホールカードが主流のご時世ですが、何方にかと思い巡らしていたら絶好な人物が浮かんできました。えい、送りつけることとしました。本が飛び込んできたれば幸か不幸と諦めて、保存するなり処理するなりお気の召すままに。
たかが蓋 マンホールの栓 で旅歩き <偐山頭火>