愚妻の退院に際して多くの皆様からお祝いのお言葉を頂戴しました。あらためてここに感謝の意を表します。
退院数日後、入院中に盛んに思い起こしていた一番近い姉の墓参も、無事に済ませて新たに病気に立ち向かう決意も湧いたようです。
姉のお墓のあるお寺（大和郡山市）
お墓参りの後は通常でしたら天理の鰻ですが、病み上がりでは帰路を急ぎます。斑鳩のコスモスを観賞するという点では異論はなく、法起寺と藤ノ木古墳辺りを散策します。しかし、時は既に遅し・・・という風景でしたが鋭気を十分に養い楽しめました。
法起寺近辺
本日と昨日は近くのH市立医療センターへ通院です。バセドー病と不整脈では既にご厄介になっている病院ですが、今後は脳内科もかかりつけ医となります。先ず手始めは脳内科、久しぶりのＭ主治医と面談ですが、妻は初めて会うようなものらしい。全く記憶がないそうです。リハビリ病院からの丁寧な紹介状に感心しきりのＭ先生、直近のＣＴスキャンがないので撮りましょうと手配を。下の左写真（発作当日）に写る脳内右下に見える血痕が右写真では完全に消滅しています。しかし、機能が完全に戻ったわけでは無く今後もリハビリを・・・とのご指示。
脳スキャンの写真 右（今回）では白い影が消えています
本日の通院を済ませて、全科おおむね良好で今後も治療継続と云うことに。帰りの処方箋薬局でもお薬を貰うこと、スパーでの買い物も私の介助無しで全て完璧にこなしてくれました。
それもこれも、入院中や退院後に寄せられた多くの皆さんの激励とお祝いの言葉のおかげです。ここで改めまして御礼申し上げます。
お祝いのお花です（掲載省略の皆さん失礼）
豪雨のち 曇り空にも 薄日さす ＜偐山頭火
註釈：スキャン写真は、緊急搬送時の映像（左）とこの日の映像（右）を一枚に繋いでいます。出血場所は左脳のやや下ですが、スキャンする方向が下からですので右脳側に見えます。
