河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

友還る

 友とは少し失礼だと思いますが、人生の師であり友そして大きな障害を抱えた人の生きるあり方を教えていただいた智麻呂さんが約4ヶ月に及ぶ入院・闘病を果たされて見事復帰なされた報告です。
 退院祝いのお花 智麻呂氏が好む向日葵f:id:gourmet_j:20200722174331j:plain

 智麻呂さんが入院なさったのが3月7日だったと思います。数週間後に予定されていた一足早い若草読書会恒例の「花見の宴」を楽しみにしておられましたが、循環器系の病で緊急入院さないました。その後循環器系が回復したものの、幼少からの麻痺と20年ほど前の脳梗塞で非常に不自由な身となられていたので、病後のリハビリを兼ねて近くの病院へ転院となります。
 その直前からコロナ禍による、面会・見舞の遮断が始まりました。同じ頃骨折で一ヶ月少し入院していた愚妻の様子から察するに、智麻呂さんは車椅子に移ることにも難渋されてのリハビリと入院生活が如何に困難であったかと想像されます。
 本日愚僧は通院で長瀬川を遡りました 長瀬川と玉串川の二股です

f:id:gourmet_j:20200722174441j:plain

 一昨日の20日に退院、自宅での介護用具等を使用しての日常生活が始まったと、昨日電話で奥様が話されていました。愚僧は珍しく業務中であったので詳しいお話しまでは進んではいませんが、愚僧のお贈りした花を早速スケッチしていると弾んだ声をお聞きました。智麻呂氏も電話口に出られて、お礼等を述べていただきました。
 長瀬川に水車は本来無いが 何となく力を貰うような気になります

f:id:gourmet_j:20200722174524j:plain

 コロナの2波が来た・・・とマスコミや行政が五月蠅いです。こんな時に前期とは云え立派な高齢者が後期高齢者の病み上がりに訪問するのはどうかとも思い、暫く自粛するつもりです。智麻呂氏が自宅での生活に慣れた頃、基礎免疫力が戻ってきた頃を見計らって訪問して、向日葵の絵を鑑賞してみたいと思っています。
 大和川流入点築留 この地名を氏名に持つ人がおられました築堤に関わった関係者でしょう

f:id:gourmet_j:20200722174603j:plain

 築留と柏原南口駅との間には、江戸期を思わせる家並みが今も続いています。この何処かに「築留」さんも住んでおられたようです。

 新川と古川の堤の間に続く家並み

f:id:gourmet_j:20200730191921j:plain

 壮絶な 人生の輪を 向日葵に <偐山頭火