自身の日記を、温泉を縦軸に酒を横軸にそして駄句を絵柄に織り綴ってきました「河内温泉大学」の1年を振り返ると・・・・。
最大のイベントは「熊野古道湯の旅」でしょうか。熊野地の風景とそれに溶け込んだ人間の生活、それを支える一助となる「温泉」に沢山出会うことが出来ました。これも、自動車という文明の力あってのこと、古人では東寺を出立して摂津にも到達しないような時間で一周です。旅の記録は纏めましたので、近日中に図書館で閲覧可能になります。
年初の、河内温泉大学教授陣との「岩井温泉」、「七釜温泉行」も記憶に深く刻み込まれた旅でした。岩井温泉では温泉の株仲間の選挙告示が行われていて、温泉を大切に守っている人の知恵が見えました。これは、研究課題として今後極める必要があるように思います。
日常は「犬鳴山温泉」と「不動ノ湯」には随分お世話になりました。この原稿も実は不動ノ湯につかりながら推敲している。
温泉地でもない河内で、10数分の所に本格的な源泉が楽しめるのは誠にありがたいこと。感謝感謝
今年も後数時間で大晦。この様に元気な身体で最後の温泉が楽しめる幸せを噛みしめながら、来年もまた素晴らしい温泉と人との出会いが出来るよう祈りつつくれてゆく。
写真:熊野古道「中辺路 継桜王子」付近
晦にて
○牡蠣食って風呂に入れば除夜の鐘(到来物の宮城産牡蠣と酒と風呂)
河内温泉大学図書館
http://www.sidestaff.jp/tomita/