街の魅力としての道後を紹介する。「温泉駅」名乗る駅は全国で42駅ある、四国ではここ伊予鉄道の道後温泉駅のみ、駅舎はお洒落なレトロ風。坊ちゃん電車の展示用の軌道も整備されている。
駅舎前から道後商店街が始まる。その起点には放生園という広場があって「からくり時計」と無料の「足湯」がある。
商店街を進み交差点に在るのが「椿の湯」、右折れしてさらに行くと道後温泉本館となる。古い温泉街の雰囲気を伝える土産物屋などが建ち並んでいて、家族連れでも楽しめる。
道後温泉本館北側には温泉の守護神である大国主命と少彦名命の二神をまつっている「湯神社」がある、本館の向かいに『玉の石』があって3月には温泉に感謝し関係者による神事を実施するとか。
道後温泉組合加盟の九つの旅館で独自に足湯・手湯を設けて観光客に開放している、中々のサービス精神だ。町並み探検を兼ねて巡ってみるのも良いだろう。町の魅力を紹介するとしたが、結局は温泉に関する記述になってしまった、これも道後である故か。
写真:道後温泉駅、からくり時計、温泉うちわ(本館にて販売)、湯神社玉の石
道後の街並みにて
○彼方此方に湯けむりと人の影
○温泉も電車も人に優しい町