儒学者林羅山により、兵庫県の有馬温泉、群馬県の草津温泉と並ぶ「日本三名泉のひとつ」と称される下呂温泉。何度か前の国道を通過するだけで、温泉にひたったことがなかったので、今回立ち寄り湯という形ではありますが、拝湯を果たしました。
下呂温泉のシンボル、温泉寺を下ったところにあるのが、大正15年に造られたモダンな木造建築で、立ち寄り湯が楽しめるのが「白鷺の湯」です。玄関には「ビーナスの足湯」という無料の足湯もありますが、我々は立ち寄り湯を利用するため、館内へ。駐車場もついて300円は納得しました。浴室からは、下呂温泉街が一望でき河原の露天湯らしいものも望める。
下呂温泉には「下呂温泉博物館」なるものが出来ているそうで、全国初の温泉だけの各種資料を揃えて展示しているという。我々は時間の関係で次回とすることにしました。しばしの滞在で語る資格は無いのですが、下呂の街全体の印象は温泉を楽しめるテーマパークの様な各種の仕掛けが揃っている。
下呂温泉に合奏造り集落の移築が必要か、大江戸温泉が必要かという個々の小さな問題が有っても、面白い街に見えました。次回は時間をかけて楽しみたいと思いました。
路程:JR高山本線下呂下車、国道41号
写真:白鷺の湯、三名泉の碑