因幡から但馬にかけて湯巡りの旅に出た。先ず手始めは鳥取市に近い「船岡美人の湯」にしたのは、温泉博士の付録があったから、この近辺では選択の幅は広いが、温泉博士の無料券は魅力的だ。
国道53号上にある道の駅で場所を確認し、探索に入るも県道添いですぐに発見。時代遅れの銭湯スタイルだが、九州南部ではよく見かける。私などこの実質だけで良いと思うが、現代人の感性を擽るのは難しいだろう。
湯は、美人というから「ツルヌル」なのだが、循環を繰り返しやりすぎた結果の「ぬるめ」なのかと疑ってしまう。同行の家人も同様の感想を述べていた、この辺はお客への説明が必要だろう。
元々は会社の工業用水を目的としてボーリングした所、温泉が湧出したという偶にあるパターンの温泉。社員だけでなく周辺の皆さんに楽しんで貰おうという姿勢は評点が高い。因幡、丹波の湯巡りの端緒としては「まずます」といったところか。
路程:鳥取より国道29号南下30分、中国道作用IC373号北上
写真:外観、浴室、温泉博士
美人の湯にて
○何時間漬けたら美人が出来るのか