鳥取市内には温泉銭湯が確認しただけで4箇所ほどある。優劣はあるようだが、県庁所在地の駅前に斯様な温泉があるというのは、隠れた鳥取の一面を見たような。
その中にあって「こぜにや」は風格、料理そして温泉の質が秀でた温泉旅館です。30数年ぶりの再訪となった今回、その変貌ぶりに驚いたがあまり間違った方向へは向かっていない様に思う。ただ、町が激しく変化しているのは押しとどめようがない。
温泉は館の下100mから52度の湯が沸いているが毎分40Lでは少し心許ない。私は、貸切の風呂と大風呂を楽しんだが、貸切は源泉の匂いがした。
宿の楽しみはお料理、量少なめというチョイスをした。最近は食が減ったのか食べ残すことが多く、その度に罪悪感を覚える、このタイプの選択肢が増えることを期待する。料理は何も言うこと無し。酒も美味し。
路程:JR山陰本線鳥取駅前
写真:貸切湯、自慢の観水庭
鳥取温泉にて
○藩侯も自慢の城の下から