河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

九州行乞の旅「九重から別府を行く」

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 奥満願寺から別府そして大分空港までがこの日の行程です。別府までがいわゆるやまなみハイウエイという横断道路、高校の修学旅行で初めて通って以来何回目だろうか。時には降雪で難儀した苦い思い出もあります。

 そんな昔を思い出しながら走っていると、筋湯の看板が”おいでおいで”と声をかけています、入らない理由はありません。共同浴場に入るのが一番いいのでしょうが、時間との勝負で道端の旅館四季の宿すじゆで拝湯しました。なんとあっさりした湯ですが、こんな味が一番です。

 九重大橋という新しい観光名所を尻目に、別府を目指します。
 別府では竹瓦温泉や駅前高等温泉等市営の公衆浴場が有名です。市役所に温泉担当がおられて、別府八湯の保守管理をなさっていると聞きます。知らぬと何ともうらやましいお仕事とあこがれますが、実際は大変な重労働と聞いています。我々は、車を置く算段から駅前高等温泉へ。因みに並湯と高等との違いは、タオルが付くかどうかとのことです。勿論我々は並です。高温泉ですが、こんな風呂を毎日安価で利用できる別府市民が羨ましい。

 さて、ここらで奥様をお見送りに大分空港へ。途中、杵築城を見学、城下町でこしょうもろみを買ったり武家屋敷の散策、時間調整した後に空港へとお送りしました。これで、元の一人旅が始まります。今夜の宿は公共の宿と云えども、相当強烈な源泉を持つさわやかハートピア明礬です。非常に安価ですが、建物も立派、長期滞在も可能ですので、ここはよくチェックしておく必要があります。

 写真:筋湯、別府駅前高等温泉、杵築城、こしょうもろみ、ハートピアの外湯から高速明礬橋を望む

 別府にて
 ○地獄番 別府の湯守は お役人
 ○立つ煙 遠くに見やれば 八筋も