河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お湯休め「四天王寺への寄り道は」

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 戦国時代から続く環濠自治集落「平野」の町歩きでした。以前もご紹介しておりますが、昨日は行く気も無しに走っていると着いた。と、云う感じでしたがそれなりに新発見も。また、古い町並みを生かした新しい町づくりも、中々困難であるという実感もしました。

 河内から入りますので。国道25号を跨ぐと平野郷樋尻口門跡に、この辺りが東の端あたり。この辺りを南北に貫くのが「中高野街道」、横切るのが「奈良街道」。平野川には大阪・柏原間の「柏原船」が行き来するため、自然と莫大な冨も吸い寄せられるはずです。

 関西線と平野渋谷線に囲まれた範囲が環濠集落ですが、江戸時代の地割りが克明に残っているのが、国道25号から南一帯です。古い和菓子屋さん、何屋さんとも判断が出来無い洒落たお店、道標等が点在しています。彷徨っているだけでも楽しくなります。今回は訪れませんでしたが、杭全神社と連歌所及び周辺の環濠跡も必見でしょう。

 さて、新しい町づくりの困難ですが、古い町割りの中に、**屋博物館等が点在していました。それぞれの店主が、創意とお金を出し合って行われていたのですが、今回は「閉館中」が多く見られました。個人の心意気では限界があるので、それを町全体もしくは行政がバックアップする必要を感じさせられました。

 写真:樋尻口門跡、道標、市門筋角右が和菓子屋、標識、さてなに屋さん、西の〆は大念佛寺です,一茶も吟遊に立ち寄っています

 
平野郷
 環濠が 諸国物資の 交易点 <偐山頭火>