お湯休め「右か左、雛人形の場合は・・・」

　我が家のお姫様「Nちゃん」のお雛様は、今月に入り届けられて飾り付けなどほぼ出来上がったようです。お店で拝見するよりは、大きいようで居間を占拠しているという。しかし、楽しげな様子も伝わってきます。

　この時期京都の香木屋さん「山田松香木店」からの便り（写真）によると、京都と京都以外では内裏様の立ち位置が左右逆だそうです。維新後西洋化が進み、正面に向かって左の席が上席となり、大正天皇の即位から天皇が正面に向かって左に座られたことから、これが一般化して雛人形も影響を受けたとか。
　
　しかし、京都では伝統を尊び向かって右に男雛を飾っているという。Nちゃんの人形を求めた店では、宮内庁にもお納めしたと聞いたが、どの様に飾ったかは聞き逃した。次回、五月人形を求める時にでもお聞きしようと思う。

写真：Nちゃん雛は近代的、香木屋チラシ

　維新
　文明の　フォサマグナ　御維新は　　偐山頭火