河内温泉大学

姓は車 名は寅次郎 人呼んで フーテンの寅と発します

お正月明けはいつから「松の内異問」役人の忖度も働く

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 お正月期間中というのが正しいのでしょうか、関西では十五日迄、関東では七日迄とか。ネットで調べるとまだまだご意見があるようですね。関東でも元は十五日だったが、三代将軍の月命日が二十日になるので、十五日に起算すると二十日の「鏡開き」が命日と重なり良くないのではと云うことから、繰り上げたと云う。江戸幕府財務省の小役人が考えそうな「忖度」ですね。が、時節柄面白い意見です。

 我が家でもそれほど大げさなことでは無いのですが、鏡餅をしまい、正月の花を普段のものとし代え、イルミネーションも収納しました。ただし注連飾りは伊勢風で通年飾ることとしていますが、月内には屋内へ移します。そうそう、親爺のお墓の花も普段通りの高野槙に代えました。

 その高野槙に代えようと墓石の正月用「花」を取り出しましたら、水ごとぽっかりと抜け出ました。**の氷中花ではありませんが、夜来の寒波にお墓も凍えていたのでしょう。こんな事なら熱燗でも持って来たのですが、せいぜい生暖かい水道水でも飲んで頂き、次回墓参の土産には忘れないようにしましょう。

 さて、いつものお寺ではお説教が。逆風を嘆くな・・・凧は逆風でしか揚がらないとか。もっともなお話です、何かのお話しの落ちにでも使えるようですね。帰宅しましたら娘から架電「息子の幼稚園が決まった・・」と、これは正月早々の良い話です。たかが幼稚園されど幼稚園ですが、逆風より少しの追い風の方が幼児には良いでしょう。

 写真:氷中花、お説教

 寒中
 花でさえ 凍り付く日に 佳きことなり <偐山頭火兼好好爺>